実績紹介

実績紹介

相馬市防災備蓄倉庫

用途
防災備蓄倉庫
作品名
相馬市防災備蓄倉庫
所在地
福島県相馬市
延面積
1,245㎡
構造・規模
S-2F
竣工年
2013年8月

本施設は、東日本大震災の甚大な負の教訓を基に発案した、災害時に「市民を守り抜く」ために求められる機能を装備した多機能型【防災備蓄倉庫】である。
平時は100名収容の会議室(研修室)を併設した消防団事務所として活用し、倉庫内には512個のパレット式電動移動ラックと保冷庫を設置しており、災害時に全市民が数日間必要とされる量の飲料水、毛布、米を備蓄しています。災害発生時に必需品を緊急搬出するためのヘリポートも駐車場の一部にレスキュースペースとして確保している。
また、震災時の避難生活の教訓から100名収容の会議室(研修室)がスライディングウオールを利用して10室の宿泊室を設置できる機能も完備している。また、自家発電機・太陽光パネル発電を併用し防災活動基地として活用できるよう設計している。
建物の外観は漆喰調の壁に杉板張りの腰壁により、重厚感のある和風デザインを採用し常に市民に意識され、且つ親近感を維持するよう考慮している。そして、東日本大震災時に殉職された10名の消防団員の方々の記憶を、生涯忘れてはならない貴重な宝物として市民の皆様に語り継がれるよう慰霊碑を敷地正面に建立し、会議室(研修室)にはその遺影を飾っている。